鳥インフルエンザの予防・対策としては、まず感染した鳥やその糞尿など排泄物に触れない、近づかないことです。
また、念のために鳥のいる場所に近づくときや、感染している人と接触するときはインフルエンザ用のマスク・手袋等をするのが無難です。
鶏肉や鶏卵を食べることで感染する可能性はまずありませんが、気になる方は生食を避ければ大丈夫でしょう(食中毒の観点からも火を通したほうが安全です)。
あとは、手洗いやうがいをよくする、睡眠をよくとり過労を避けるなど、他のインフルエンザと同様の防衛策を日頃から徹底することが大切です。
人間用の鳥インフルエンザワクチンは現在開発中なので、ワクチンによる鳥インフルエンザの予防が可能になるにはまだ時間がかかりそうです。
鳥インフルエンザは大きな分類ではA型インフルエンザに属しているので、人のA型インフルエンザウィルス診断用のウィルス検査迅速キットで感染を調べることが可能で、A型インフルエンザ治療用の抗インフルエンザ薬が効果があるとも言われていますが、現在タミフル(スイスのロシュ社の内服薬)という抗インフルエンザウィルス剤(A・B型用)が唯一の鳥インフルエンザ特効薬(併発症を防ぐための治療薬)と言われています。
タミフルはインフルエンザウィルスのノイラミニダーゼを阻害することにより、鳥インフルエンザウィルスの増殖を抑制します。
タミフルに関しては、異常行動や意識障害などの精神的副作用の問題が大きく取り上げられていますが、基本的にタミフルの成分が脳にまで届くことはなく(血流にのってもブロックされます)、因果関係はよくわかっていません。
インフルエンザが原因で起こる脳炎・脳症が原因との見方が強いです。
ただ、未成年者は化学物質から脳を守る機能が弱いと指摘されているので注意したほうがいいでしょう。