がん・癌・悪性腫瘍 > 卵巣がんの症状・説明
卵巣は、子宮の左右に1つずつあるうずらの卵大の楕円形の臓器です。
生殖細胞である卵子がそこで成長し放出されます。それとともに周期的に女性ホルモンを分泌しています。
卵巣にできる腫瘍のうち、85%は良性で、残りの15%が悪性(がん)です。
卵巣の良性腫瘍には、卵巣嚢腫、嚢胞性腫瘍などがあります。
卵巣がんの90%以上は、卵巣の表皮細胞にできる上皮性がんです。
日本では、卵巣がんにかかる人は1年間に6,500人くらいと言われていて、毎年増加しています。
卵巣がんは、早期には自覚症状がありません。
がんが大きくなると、下腹部にしこりを感じたり、膀胱が圧迫されて、頻尿や尿が出にくくなるといった症状が現れるようになります。
卵巣がんの転移は、腹膜播種といって腹膜内に種を播くように拡がっていきます。
腹膜播種が進むと、腹水がたまっていき、さらに横隔膜から胸腔内にがんが広がると胸水がたまります。
また、卵巣がんはリンパ節にもよく転移します。
卵巣がんが進行すると、腹部痛、食欲減退、腹部の腫れ、吐き気・嘔吐などの症状が現れます。