がん・癌・悪性腫瘍 > 乳がんの症状・説明
乳房には、母乳を分泌するために乳頭を中心に乳腺が張り巡らされており、その乳腺にできるのが乳がんです。
乳がんは欧米の女性では罹患・死亡者数とも最も多い癌で、日本でも近年増加傾向にあり、40歳から45歳に限ればトップです。
全年齢ではまだ明らかになっていませんが、すでに胃がんを抜いて女性のがん罹患率トップであると言われています。
乳がんは他のがんとは違い、かなり進行しても、食欲がなくなる、やせるというような全身状態(症状)がほとんどありません。
最も代表的な症状は、乳房内に固いしこりができることです。
しかし、全てのしこりには癌というわけでなく、良性のものもあります。
他の症状は、血性乳頭分泌、乳頭部の湿疹やその周囲にただれなどが起こることです。
癌が周囲に広がると皮膚にくぼみやひきつれが生じます。
乳がんができやすいところは、乳房の外側の上部、その次が真ん中の上部で、乳房の下部にできることは比較的少ないです。
乳がんは比較的発見しやすく、治る見込みの高い癌ですが、進行すると脇の下のリンパ節や、肺や肝臓、骨などに転移します。