日本には水虫患者が2,500万人いると言われるように、水虫は今や国民病です。
水虫の正体は白癬菌(はくせんきん)というカビの一種で、足の裏の皮膚の表面の角質層に侵入し住み着くことで水虫となります。
白癬菌は生命力と感染力がとても強いので、家族間やスポーツクラブ・銭湯・スパ等の場所を通じて感染し広がっていきます。
水虫は以前は中高年男性に多いというイメージでしたが、近年は女性の社会進出の拡大と比例するように女性患者が増えているようです。
水虫の症状は3つに分けられます。
【趾間型(しかんがた)】
趾間型の水虫は、主に足の指と指の間に発症します。
皮膚が白くふやけて皮がむけ、進行するとかゆみが起こりジュクジュク水虫となります。
【小水疱型(しょうすいほうがた)】
小水疱型の水虫の場合、足の土踏まずの部分や側面に、赤みがかった小さな水泡(水ぶくれ)がポツポツとできます。
水泡が破けると、患部が赤くなり強い痒みを感じます。
水泡は通常1週間くらいで乾燥して皮が剥けてきますが、他の部位に新しく水泡ができて少しずつ拡がっていきます。
【角質増殖型】
角質増殖型の水虫では、足の裏全体的に皮膚が厚く硬くなり、粉を吹いたように皮が剥けていきます。
白癬菌が足の裏全体に拡がった状態ですが、かゆみはほとんどありません。
足の爪に白癬菌が侵入すると、爪が白色や黄色っぽく濁って変色したり、爪が厚く変形するなどの症状を起こします。これを爪白癬(つめはくせん)と言います。
爪白癬が進行すると、爪自体がもろくなってボロボロと欠けやすくなります。
また、男性に多いインキンタムシも原因は白癬菌で、股部白癬(こぶはくせん)とも言います。
股のつけ根に赤い発疹ができてそれが周囲に拡がっていき、強いかゆみが起こります。