狭心症など虚血性心疾患を起こしやすい危険因子には、高血圧、高脂血症、喫煙、ストレス、糖尿病、運動不足、肥満、高尿酸血症があります。
特に高血圧、高脂血症、喫煙、ストレスの4つが最も大きい危険因子です。
血圧は最高血圧130mmHg以下、最低血圧85mmHg以下を目指しましょう。
高脂血症は、血中にコレステロールや中性脂肪が必要以上に増え、動脈硬化を起こしやすい状態です。
コレステロール値220mg/dl以下、中性脂肪160mg/dl以下を目指すべきです。
喫煙は、タバコの成分であるニコチンが交感神経を刺激して、血管を収縮し脈拍を増加させ、また血管の壁を傷害して動脈硬化の引き金になります。
ストレスは、血圧を上げ血中のコレステロールを増やす原因となり、慢性化すると動脈硬化が促進されます。
これらは生活習慣の見直しによって改善することができます。
普段の食事において摂取する塩分を1日7g以下にし、脂肪やコレステロールが多いもの(肉、玉子、乳製品など)は控えめにして、魚貝類、豆腐、豆類、野菜、根菜、海藻、きのこ類を多めに摂るように心がけましょう。
青魚に含まれるDHA、EPAは悪玉コレステロールを減らすと言われています。
カ ルシウム、マグネシウム、ビタミンB群を充分に摂ることや、大豆レシチン、コエンザイムQ10なども狭心症(虚血性心疾患)予防に役立つとみられます。
肥満を防ぐために暴飲・暴食・間食(特に夜食)はせず、定期的に適度な運動をすること、規則正しい日常生活を送り、睡眠不足や過労やストレスをためないことも大切です。