その他の生活習慣病 > 更年期障害の症状・説明
女性は一生の間に、初経(11〜13歳)、妊娠・出産・育児、閉経(50〜51歳)というイベントを経験しますが、閉経を挟んだ約10年間が更年期と定義されています。
更年期障害とは、更年期の時期に現れる「卵巣の機能が衰え始め、最終的にその機能が停止する時期に訴える心身の不調」のことを言います。
更年期障害の症状は多岐にわたり、1人の女性がたいてい複数の症状を伴い、その症状や強さが一定していないため不定愁訴(ふていしゅうそ)と呼ばれます。
更年期障害の症状で最も多いのは、のぼせや発汗です。
昼夜を問わず、突然に顔がほてったり、大量の汗をかいたりします。
これは自律神経の乱れによって一時的に血管が拡張するために起こります。
逆に血液循環が悪くなって手足が冷える人もいます。動悸や息切れ、めまいなどもよくみられる症状です。
不眠、気分が落ち込む(抑うつ)、イライラするといった精神的な症状が出ることもあります。
このほか、頭痛、肩こり、腰痛、関節痛、性交痛、食欲不振、頻尿、萎縮性膣炎など、さまざまな症状がみられます。
更年期障害は個人差が大きく、ほとんど気づかずに通過してしまう人もいれば、仕事や日常生活に支障が出るほど重い人もいます。
症状が続く期間も、短い人もいれば数年続く人もいます。