高血圧を予防するには、当たり前ですが、自分の血圧を知らなければなりません。
血圧は、その日によっても、また1日の間の時間や行動や精神状態によっても変化します。
一般には就寝中の血圧は低く、昼間の活動している時間は高くなります。
人によっては医療機関で計ってもらうと血圧が著しく上がってしまうこともあります。
このように、血圧は一度だけの計測で判断することは困難ですので、同じ時間や状況で定期的に計測することで、自分の平均的な血圧を知るようにしましょう。
高血圧の予防は「血圧をコントロールする」ことに尽きます。
そのために必要になのは、食事を含めた日常生活の見直しと、問題点の改善です。
特に「塩分の取りすぎ 運動不足 肥満 ストレス 過労」など、血圧を上げる要因をできるだけ排除することを心がけることが大切です。
食事においては、塩分を1日7g以下に抑えるとともに、ナトリウムの排泄を促すカリウムや、カリウムの働きを助けるマグネシウムを多めに摂ることも大切です。
カリウムは生野菜や果物に多く含まれています。マグネシウムは海藻類や穀物に多く含まれています。
日常生活の中に適度な運動を取り入れることは、食事での摂取エネルギーを消費して肥満を防ぐとともに、高血圧、動脈硬化、糖尿病の予防にもなります。
適度な運動は、動脈硬化を防ぐ働きをする血液中のHDL(善玉コレステロール)を増やしたり、逆に動脈硬化を促進させる中性脂肪を減らすことも分かっています。
早歩き、水泳、ストレッチ、サイクリングなど無理なく長い時間続けられるもの(有酸素運動)を、1日60分、週3回程度行うのが最適です。
毎日行うなら1日30分くらいでよいでしょう。
適度な運動は、血圧を上げる原因のひとつであるストレスの解消にも効果的です。
大切なのは日常生活に取り入れて継続することです。