ウィルス性肝炎の予防は、ウィルスによって感染経路が異なるため、予防の仕方が変わります。感染経路は主に経口感染と血液感染の2種類です。
A型肝炎ウィルスは経口感染します。
特に感染者や患者と一緒に生活たり、近くにいる場合は注意が必要です。
また、海外に旅行に行った際感染するケースが多いので、必要な場合はワクチンを利用して予防しましょう。
B、C型肝炎ウィルスは主に血液感染します。
感染力はB型のほうが血液中のウィルス量が多いので強く、C型はウィルス量が少ないので感染力が弱いことが分かっています。
次のことを守って、通常の生活を送っていれば感染の可能性は低いと言えます。
1.他人の血液にはなるべく触らない。
2.血便や生理の後始末などをする場合は使い捨てのゴム手袋を使用する。
3.性交渉をする場合コンドームを使用する。
4.歯ブラシやカミソリなどを他人と共用しない。
5.検査による早期発見をこころがける。
また、アルコールなどウイルス感染以外の原因による肝炎については、普段の食生活や飲酒などで、肝臓になるべく負担をかけないことと、肝臓の機能を高める食品を摂り入れることが大切です。
バランスのよい食事をこころがけ、特に脂肪分と糖質の摂りすぎには注意します。
お酒を飲む人は、酒量を控えながら一緒に高たんぱく質のおつまみを摂り、週に2日はアルコールを摂らない休肝日を設けましょう。
イカやタコ、しじみやカキやアサリなどにはタウリンが豊富に含まれています。
タウリンは肝臓を強くし肝機能を強化すると言われています。
また、ウコンには胆汁の分泌を促進して肝機能を助け、アルコールの分解を早める効果があると言われています。
適度運動をして肥満を防ぐことも肝炎の予防に大切ですが、無理な減量、ダイエットはかえって肝臓に負担になるので気をつけましょう。