その他の症状 > 肥満の原因
態性肥満は基本的に、摂取カロリーに比べ消費カロリーが少ないため、消費されなかったエネルギー源が体脂肪として蓄積するのが原因です。
過剰なエネルギーがどのようにして体脂肪蓄積に結びつくかは、以下のことが考えられます。
1.インスリンの過剰分泌
すい臓のインスリン分泌の増加によって、脂肪蓄積作用が高まります。
常時大量に食べているとインスリンの働きが弱くなり(インスリン抵抗性)、それを補うためより多くのインスリンが分泌されるようになります。
2.脂肪細胞の増大
小児期の過栄養により脂肪細胞が増大してしまいます。
脂肪細胞の数が増えるのは、胎内の妊娠末期から生後1年および思春期です。
いったん増えた脂肪細胞数は減らすことが難しく、脂肪細胞が肥大することにより高度肥満になりやすいのです。
3.遺伝
肥満自体が遺伝することは考えにくいですが、体質や生活習慣的なものは少なからず遺伝すると言われています。
4.ストレス
ストレスによって脳内の視床下部にある空腹中枢が刺激され、過食を招くことがあります。
5.誤った摂食パターン
ドカ喰いや、夜食症候群など生活パターンの逆転によって、自律神経が変調をきたす場合があります。
6.運動不足
基礎代謝の低下による過剰エネルギー状態を引き起こします。
7.褐色脂肪細胞の不足
熱発生に働く褐色脂肪細胞と、脂肪蓄積に働く白色脂肪細胞があります。
褐色脂肪細胞が少ないか働きが阻害されると、熱の発生が少なくなるのでエネルギー消費(基礎代謝)量が減り、肥満につながります。