抜け毛・脱毛症について

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 抜け毛・脱毛症について

脱毛は男性に多い悩みですが、最近では女性にも無理なダイエットやホルモン分泌異常などによる脱毛が増えています。
食事やヘアケアに注意することである程度脱毛を防ぐことができますし、また、近年は発毛や脱毛に関する研究が進み、育毛法も急速に進歩しています。

【髪の毛の成長】
成人の頭部には約10万本の髪の毛があります。
髪の毛が生え変わるのは自然な現象で、一日100本前後の脱毛なら正常範囲ですから特に心配することはありません。
髪の毛の成長や脱毛に深くかかわっているのは毛根部(毛が皮膚に埋もれている部分)の毛乳頭と毛母という組織です。
毛乳頭からの指令を受けて、毛母細胞が分裂を繰り返すことによって髪の毛が成長します。栄養等は血管から補給されます。

髪の毛には毛周期と呼ばれる次のようなサイクルがあります。
@成長期
髪の毛が細胞分裂を続け、成長する期間で、2〜6年くらい続きます。頭髪全体の85〜90%を占めています。
A移行期
毛の成長が止まる期間。2〜3週間と短く、頭髪全体の数%を占めます。
B休止期
毛が抜けていく期間で、4〜6カ月続きます。全体の約10%を占めます。
C再生期
前の毛が抜け始めると新しい毛が生まれ、また成長を始めます。

以上のようなサイクルが絶えず繰り返されており、毛の1本1本が独立したヘアサイクルで動いているので、通常は、髪の毛が抜けても、同じくらいの本数が新しく生えてきます。

【脱毛症の種類】
髪の毛が抜ける原因はいろいろありますが、治療が必要なものとそうでないものとに大別されます。
治療が必要な脱毛症は、円形脱毛症、薬剤性脱毛症、続発性脱毛症など。
治療が特に必要ではないのは老人性粗毛症、青壮年型脱毛症です。

円形脱毛症
円形あるいは楕円形に、髪の毛が部分的にごっそり抜けてしまうものです。
原因はよく分かっていませんが、ストレスなどにより免疫の仕組みに異常が起こり、毛根が破壊されるためと考えられています。

薬剤性脱毛症
抗がん剤、免疫抑制薬、ホルモン薬などの影響で起こるものです。

続発性脱毛症
皮膚病に引き続いて脱毛が起こることがあります。
皮膚のかぶれや細菌感染などが毛根にまで及ぶためです。

老人性粗毛症
加齢に伴って細胞の分裂能力が低下し、次第に髪が少なくなります。

青年性脱毛症(男性型脱毛症)
男性ホルモンの関与によって髪の毛の成長が抑えられ、脱毛が起こるものです。
頭頂部や額の生えぎわなどから脱毛が始まるのが特徴です。
圧倒的に男性に多いため男性型脱毛症とも呼ばれますが、まれに女性にもみられます。

⇒ 抜け毛・脱毛症の原因

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