その他の生活習慣病 > 男性更年期の症状・説明
女性に更年期障害があるように、男性にも更年期及び更年期障害があり、最近徐々に認知されてきました。
ただし、男性更年期は、女性に比べて症状が更年期(障害)によるものか判断しにくく、症状の個人差も大きく、初期には自覚が少ないのが特徴です。
男性更年期は大体40代から現れますが、中には30代から始まる人もいれば、高齢になっても全く症状がない人も多く、現れ方は様々です。
また、男性更年期の患者の多くが、高血圧、高脂血症、肥満、糖尿病などの生活習慣病を合併していることがわかっています。
男性更年期障害には、精神症状と身体症状があり、40過ぎで以下のような症状が頻繁に現れる場合は、男性更年期を疑ってみる必要があります。
【精神症状】
不眠、イライラ、不安、健康感・幸福感の減少、注意力の散漫、記憶力の低下、抑うつ・うつ症状、性欲の減少
【身体症状】
疲れやすい、筋力の低下、筋肉痛、ほてり、発汗、頭痛、めまい、頻尿、性機能低下
【男性更年期障害とED(勃起障害)】
男性更年期障害の患者のほぼ9割にED(勃起障害)がみられます。
それは男性更年期が、男性ホルモンの減少と関わりがあるからと考えられます。
また、糖尿病の患者が勃起不能(インポテンツ)症状を合併することもあります。
ED(勃起障害)とは、性交時に十分な勃起が得られないか、持続ができないために満足な性行為ができない状態を言います。
その症状は完全型ED(勃起できず性交が不可能)、中程度ED(たまに勃起するので、そのときは性交可能)、軽度ED(勃起はするが不完全で、満足な性交には不十分)の3つに分類されますが、日本では完全型と中程度のED患者が1,130万人程いると推定されています。