COPD(慢性閉塞性肺疾患)の症状・説明

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 COPD(慢性閉塞性肺疾患)の症状・説明

COPD(慢性閉塞性肺疾患)は、息をするときに空気の通り道となる気道や肺に障害が起こって、だんだん呼吸機能が低下していく病気です。
以前は肺気腫、慢性気管支炎と言われていたものを、合わせてCOPD(慢性閉塞性肺疾患)呼んでいます。
別名たばこ病とも言われています。

肺気腫は、肺を構成する組織である肺胞(ぶどうの房の形をしている)に炎症が起こり、肺胞の壁が壊れ弾力性がなくなって膨らんだままの状態になり、空気の出し入れが困難になる病気です。一度壊れた肺胞は元に戻ることはありません。
慢性気管支炎は、気管支の表面にある粘液腺が肥大して粘液分泌が増加し、慢性的に気道が狭くなったり閉塞する病気です。喘息などでも気道の閉塞は起こりますが、喘息による気道の閉塞は一時的なものです。
COPDの重症者のほとんど肺気腫と慢性気管支炎の両方にかかっています。

COPDの症状は、まず咳(セキ)と痰(タン)です。
風邪でもないのに咳と痰が続く場合はCOPDを疑ってみる必要があります。
また、階段の上り下りなどちょっとした運動で息切れを感じるようになります。
咳・痰・息切れは呼吸器の病気の特徴的な症状です。
COPDが悪化すると、呼吸機能の低下が進んで通常の呼吸では十分な酸素を得られなくなり、重症化すると呼吸困難のため行動の自由が奪われ、在宅酸素療法が必要になり酸素ボンベ無しには日常生活が困難になります。
やがて全身に障害が現れるようになり、最終的には呼吸不全や心不全、肺炎などを起こして亡くなります。

COPDはWHO(世界保健機構)の統計では、COPDは世界の死亡原因の第4位にランクされています。
日本では530万人の潜在患者がいて、40才以上の8.5%(男13.1%、女4.4%)がCOPDにかかっていると推定されています。
そのうち治療を受けているのは5%未満に過ぎません。

⇒ COPDの原因

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