がんの予防は従来は定期的に検診を受けることで早期発見し、早期治療をを施し死亡率を低くすることに重点が置かれてきました(2次予防)。
現在では、癌の疫学的研究、実験的研究により癌のメカニズムが明らかになるにつれて、がん予防は生活習慣や生活環境を改善し、食物や環境中の発がん物質などの危険因子を除去していく1次予防のほうに重点が移っています。
[癌を防ぐための12ヶ条 (健康日本21より)]
○バランスのとれた栄養をとる
○毎日、変化のある食生活を
○食べ過ぎを避け、脂肪は控えめに
○お酒はほどほどに
○たばこは吸わないように
○食べものから適量のビタミンと繊維質のものを多くとる
○塩からいものは少なめに、あまり熱いものは冷ましてから
○焦げた部分は避ける
○かびの生えたものに注意
○日光に当たり過ぎない
○適度にスポーツをする
○からだを清潔に
[米国 Food Nutrition and the Prevention of Cancer:A Global Perspectiveのがん予防のための「食生活のガイドライン」]
●野菜・果物、豆類など植物性食品を中心とし、加工食品を除去した食生活をこころがける。
●体重超過や体重減少には注意。成人後の体重の変化は5kg以内に抑える。
●定期的な運動が無理なら、毎日1時間ほどの散歩か、少なくとも1週間に少なくとも総計1時間ほどの運動を心がける。
●1年を通して、数種類の野菜を1日約400〜600g食べるようにする。
●穀類、豆類、根類などを1日約600〜800g食べる。また、なるべく精糖を避けるようにする。
●アルコールは少量。男性なら1日2杯、女性なら1杯以下。
●赤身の肉類は避けるか、制限する。1日80g以下に。できるなら、魚、鳥肉を選ぶ。
●脂肪類、動物性脂肪食品も避け、植物性オイル、あるいは魚油、種油などを使用する。