循環器疾患 > 閉塞性動脈硬化症(ASO)の原因
閉塞性動脈硬化症は動脈硬化が全身(特に下半身)に広がって進行した状態です。
動脈硬化の一種ですから原因は動脈硬化と同じで、高血圧や高脂血症、糖尿病、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)といった生活習慣病が危険因子となります。
閉塞性動脈硬化症は、さらに加齢や喫煙との間で密接な関係がみられ、患者の大部分が70歳以上で喫煙者が多いのが特徴です。
患者の男女比では、男性が8〜9割で女性は1〜2割に過ぎませんが、女性でも80歳を超えると患者は増えていきます。
女性に少ない理由は、エストロゲンなどの女性ホルモンが動脈硬化の進行を抑えるためとみられ、閉経して20〜30年経過すると、女性でも症状が現れるようになります。
閉塞性動脈硬化症は、狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患や脳梗塞や脳出血などの脳血管障害(脳卒中)を合併するが多いので注意が必要です。
閉塞性動脈硬化症の患者は全国に50万人ほどいると言われていて、無症状のため受診に至っていない潜在患者が200万人いるとみられています。